千と千尋の神隠しに登場するキャラクター達。
実はそれぞれにモデルがいるって知っていましたか？
また、千と千尋の神隠しの湯婆婆が経営していた「湯屋」も実際にある由緒ある宿をモデルにしています。
- キャラクターのモデル
- 湯屋
- 釜爺がいた部屋
- そしてある実話…
を解説します！
湯屋に家族旅行行ってみよう♪
千と千尋の神隠しにはモデルがいた！
千尋
※スタジオジブリ公式サイトより参考
主人公の千尋のモデルは、宮崎駿さんの知り合いである映画プロデューサーである奥田誠治さんの娘・千晶さん。
千と千尋の神隠しの題名になる前は、娘さんの実名「千晶」がタイトルに入っていたとのこと…！
でも教育上良くないからと「千尋」になったそうです。
千晶さんもビックリです
宮崎駿監督は「千晶の映画をやろう」と、千晶さんを完全モデルとして作り上げたのがあの千尋です。
「この女の子は、あの親の元で真っ直ぐに育つとは思えない！」と千晶さんを見て宮崎駿監督は言ったそうです（笑）
他人の子なのに…ｗ
もともと千と千尋の神隠しは、10歳前後の女の子に向けた映画だそうです。
宮崎駿さんの持っている別荘に、ジブリ関係者の娘さん達向けに年に1度合宿を開いていた事から、千尋の動き方や行動、言動はその子達からヒントを得たのかもしれません。
千尋のお父さん
千尋のお父さんのモデルは、宮崎駿さんの知り合い映画プロデューサー奥田誠治さん。
あれ？この人って、千尋のモデルとなっているお父さん？
そーーー!!
奥田千晶さんのお父さん。
映画に出てくる食べ方、車の運転の仕方がそっくりだとか。。。
千尋のお母さん
モデルは出版部に勤務する女性。
かなり…冷たい感じかな…
カオナシ
宮崎駿さんの下で働いていたアニメ監督がモデルだとかそうでないとか…
千と千尋の神隠しのモデルとなった実話
千尋が川に溺れるシーンが最後の方に出てきますよね。
川に溺れた時にピンクの小さな靴が川に流れていきますが、あれは千尋のモデルとなった千晶さんに実際に起こった出来事!!!
宮崎駿が所有している長野の山小屋でジブリ関係者の娘達を招待して合宿を行っていた時に、千晶さんが山小屋近くの川沿いで散歩しているとピンク色の運動靴を川に落としてしまったんだとか！！！
千と千尋の神隠しで出てきた千尋のピンクの靴と同じ！
千晶さんの父親である奥田誠治さんや宮崎駿監督達は、必死で靴を追いかけて川から拾い上げたそうです。
そこから案を得た宮崎駿監督。
それをそのまま映画に採用したそうです。
宮崎駿監督は日常の中からもヒントを得ているんだね！
千と千尋の神隠しのモデルとなった舞台
湯婆婆が経営する「湯屋」は、群馬県にある【四万温泉 積善館本館】
※公式サイトより
千と千尋の神隠しに出てくる湯婆婆の湯屋そのもの!!
この建物、歴史がかなり古く元禄4年に開業しています！
元禄の時代がもはやいつか歴史が苦手な私には分かりませんが、かれこれ300年以上の歴史を誇っているお宿なのだとか！！！
平成8年には県の重要文化財に指定されてます！
江戸時代に温泉がある宿としては日本一だったそうで、建物の作りは当時のまま。
四万温泉積善館には【四万温泉 積善館 佳松亭・山荘】もあり、こちらは昭和11年に作られたものなので本館より新しく、高級感に溢れるお部屋とお食事が頂けます♪
釜爺が作業していた、箱がた〜くさんあったあの部屋は東京都にある「江戸東京たてもの園」の武居三省堂の店内にあります。
こんにちは中村文具店は本日もお店を離れ、江戸東京たてもの園 武居三省堂 の古いお店の中で古文具の販売をいたします。実店舗は休みですのでご了承ください。
この様な店内で皆様のお越しをお待ちしてます。 pic.twitter.com/57JGGfaivn
— ナカムラブングテン (@nakamurabung10) August 4, 2019
今コロナで江戸東京たてもの園はお休み中ですが、落ち着いたら是非行ってみたいです♪
早く世の中が良くなれ〜♪
千と千尋の神隠しについての裏話はまだまだ他にもあります！
母親が千尋に冷たい理由や両親が豚になった理由、ハクの正体や湯婆婆の存在、気になる話の続きなどこちらでまとめています▼▼▼
まとめ
宮崎駿監督は、「千と千尋の神隠し」の前にヒットした「もののけ姫」で引退しようと思ってたそうなんです。
でも千尋のモデルとなった女の子を含め、10歳の女の子に向けた映画を作りたいという思いから完成したのが、千と千尋の神隠しです。
千と千尋の神隠しは、実は今の現代人に向けた強いメッセージが込められた映画なんです。
その理由は、千尋のお父さんやお母さんが豚になった理由も含まれています。
その話はまた次回…
コメント