キングダムに出てくる【楊端和（ようたんわ）】って名前が変わってて、映画や漫画だけに登場するキャラクターだとばかり思っていたら…
なんと実在する人物だったんです!!!
調べてみると、とっても面白い過去が見えてきました！
あ、ちなみに楊端和って本当に将軍だったらしい!!!
その経緯も紐解きました♪
バジオウの正体も分かっちゃうかも(￣ー￣)
キングダムの【楊端和】は実在した将軍!?
楊端和（ようたんわ）、この名前てっきりキングダムの作者がつけたとばかり思っていたんですが、実は実在する人物…!!!
それも将軍だった…!!!!!!
同じく実在した【（きょうかい）】は、武将という位。
地位としては、楊端和の方が上！
楊端和の実績で歴史上残されているものは…
- 中国戦国時代の秦の将軍
- 紀元前238年（始皇9年）➡魏を攻める
- 紀元前236年（始皇11年）➡王翦・桓齮と共に趙を攻める
- 紀元前229年（始皇18年）➡趙の首都・邯鄲を囲む。翌年、王翦と羌瘣が趙を平定
これだけ…(・_・)
実在した人物であることは間違いなさそうだけど…山の民の話とか、女性将軍だった話は皆無…。
なので、楊端和の【楊】から色々と調べてみると…
【楊】は今の時代でも使われている名前で、漢民族の「姓」。
漢民族は、秦の時代の後にできる「漢」の時代から呼ばれる族の言い方で、秦より前の時代は
- 華夏族（かかぞく）
と呼ばれていました。
「華夏族（かかぞく）」という名前は、「周」の武王が「殷」の【紂王】を討った後に、中原という場所に移住した一族が元になっており
古国時代の帝である神農などを元に、最初は「華族」と呼ぶ事にしたが、夏王朝の末裔が「夏族」と称されていたことから、「華夏族」となった模様。
紂王は「酒池肉林」をした暴君で、九尾の狐と言われる妲己と共に殷を滅ぼす原因を作った人だよ！（諸説あり）
ちなみに国の順番は…
- 古国時代 ➡ 夏 ➡ 殷 ➡ 周 ➡ 秦
となっており、
周の時代に認められた華夏族は、
- 東夷（とうい）族➡中国東部にいた異民族
- 北狄（ほくてき）族➡中国北部にいた遊牧民族
- 西戎（せいじゅう）族➡中国西部に住んでいた遊牧民族
- 南蛮（なんばん）族➡中国南部の異民族
など他の部族から文化や文明を尊敬されるようになり、その後4つの部族は華夏族に吸収されたりしたそうです。
■北狄（ほくてき）族は、華夏族がいた中原と場所を何度も襲っています。
少し気が荒い民族だったようです。
■西戎（せいじゅう）族もかなり強くて、王朝に何度も侵入して略奪をしたりしていました。
■南蛮（なんばん）族は裸で狩りをする民族でしたが、蛮という感じからも乱暴で野蛮な人達だったのかもしれません。
4つの部族、そして華夏族はそれぞれの言語を話し、それぞれの文化を持っており、常に戦いあっていたのだとか。
その後、華夏族は中国大陸の東西南北へと拡大。
華夏族はかなり大きな勢力だったんだね
ここから予測するに、恐らく楊という名の一族は華夏族だった可能性が高いのでは？
中原という場所で国を築き上げた【楊一族】は、周りの民族に襲われないようにキングダムの映画にでてくるような要塞を築き上げた。
楊端和が山の民の王になっているのも、もしかすると【楊一族】が築いた王国の血筋なのかもしれない。
もちろん強いのもある！
でここからが重要なんですが、楊端和の情報は少ないものの、将軍だったとの記録はありますよね。
もちろん強かったから将軍になった…というのもあるとは思いますが、それ以上に楊端和は活躍していることがあるんです…!!!
それが、異民族の統一。
キングダムの漫画では、えい政がまだ始皇帝になる前に「中華を統一する」と宣言した時、楊端和は
山の部族を一つにまとめる
と言っていました。
それが「華夏族（かかぞく）」の統一に結びつくのではないかと。
歴史上では
紀元前221年秦の始皇帝が中国を統一し、ばらばらとなっていた華夏族が統一となり、その後の漢の時代に文明が高度に発達
とあります。
※漢民族ウィキペディアより
先ほど紹介した4つの部族、覚えていますか？
- 東夷（とうい）族
- 北狄（ほくてき）族
- 西戎（せいじゅう）族
- 南蛮（なんばん）族
多分、この民族を楊端和がまとめたんだと思います。
キングダムの漫画に【犬戎（けんじゅう）】という人物が登場します。
俺が独断と偏見で選ぶ！！！
キングダム、秦趙決戦好きなシーンベスト3！！！【第3位】53巻 壁が犬戎王ロゾを討ち取るとこ
今まで特に見せ場が無かった（笑）あの壁が遂に大仕事をやってのけたとこです！てっきりラスボスは楊端和が倒すと思ってたのでビックリでした！読んでて思わず声出ましたね pic.twitter.com/keEL5LuAsR
— あきぴー@野球も好きです (@akpy18) September 19, 2020
犬戎は相当強くて、楊端和でも中々倒せなかった。
犬戎は、別名【西戎（せいじゅう）】とも言います。
あ…！！！
そうなんです。
西戎（せいじゅう）族の事なんですよね。
西戎（せいじゅう）族ってすっごく強かったみたいで…
前771年《中国》
【周の幽王が犬戎に攻められ殺害される】
9世紀から周王の権威が著しく低下する中、幽王は寵妃の褒姒に惑溺しことに評判が悪かった。後継者を巡り対立した諸侯が西方遊牧民の犬戎を呼び入れて鎬京（長安）を攻め幽王を殺害。犬戎は鎬京を略奪し褒姒を連れ去った。（西周の滅亡） pic.twitter.com/w3C5NSlKsO— りすは (@chronology_bot) September 1, 2018
そもそも、楊端和の祖先であろう【華夏族（かかぞく）】と【西戎（せいじゅう）族】はよく衝突していました。
西戎（せいじゅう）族が誰でもかんでも襲っていたのかな
という事は、西戎（せいじゅう）族などの民族を一つにする役割は楊端和しかいない…!!!
見事、民族をまとめあげた楊端和が、始皇帝えい政から将軍としての地位をもらっていたとしてもおかしくない。
昔は異民族が結構厄介な存在で（すぐに襲ってくるから）えい政は色んな策を施しました。
その中で一番有名なのが、万里の長城です。
戦いに強かった楊端和は、恐らくそんな実績もありつつ、戦争でも結果を出し続けた将軍。
実在する楊端和は・・・男ですが。
キングダムの映画では、長澤まさみさんが演じてます！（笑）
楊端和の右腕となっている【バジオウ】って本当にいたの？
バジオウは架空の人物です。
でも…もしかしたら、実際にバジオウのような人間はいた…可能性が高いんです…!!!
楊端和がいた時代は、中華が統一されていない秦の時代。
私が今読んでいる【古代中国の24時間】という本では、秦や漢の時代ですら土地はまだまだ開拓されておらず、森はもののけ姫のおっことぬし達が住むような草木で太陽が見えない状態だったと言います。
楊端和の右腕となっている【バジオウ】は、そんな山の中で「人間を食べて」暮らしていたという設定になっています。
…が!!!
バジオウは、果物や木の実、動物を食べずに人間を食べる…。
何を食べていいのか分からなかったのかも
多分、紀元前の時代はそんな人も本当にいたのではないかなーなんて思います！
山の中は、いつ誰に襲われるか分からない、ある意味密室。
そんな状態で、何が正しくて何が間違っているかなど、判断できるのかな。
野獣もいただろうし、もちろん襲ってくる人間もいたと思う。
だからこそ、生き抜くために人を食べ強くなった…のがバジオウ。
よく鬼にならなかったな
そんな野蛮な人たちをまとめ上げたのが、楊端和の祖先だったのではないでしょうか。
でもこれは、あくまで予測。。。
楊端和をまとめると…
- 楊端和は華夏族（かかぞく）だったのではないか
- 住んでいた場所は山の中だったのではないか
- 部下たちは荒くれ者ばかりだったのではないか
- そんな異民族をまるっとまとめたのが、楊端和だったのではないか
- 楊端和は…男
キングダムの他の実在するキャラクターも要チェック!!!
早くキングダムの映画【2】が見たい～
あ！キングダムの映画【1】は見たよね？
見たけど忘れた
＼ 会員登録すればすぐ見れるよ!! ／
私はのんびり漫画で読みたい！
って人は、人気の漫画が32000冊以上読み放題【スキマ】
が、お試しページも結構長く読めまーす！
ちなみに漫画の楊端和も、映画の楊端和もめっちゃ美人!!!(；ﾟдﾟ)ｺﾞｸﾘ…
まとめ
だいぶ前に、キングダムの映画をネットフリックスで無料で公開していたんです。
で、最近キングダムの映画【1】を見ようと探してみたら、ネットフリックスにはなかったんですね。
あれ？と思ってAmazonのプライムビデオで確認したら…有料になってました…(=_=)
やっぱりもうすぐ続きの映画、始まるからですよね～
いいよいいよ！有料でも見ちゃう!!!
でも…映画を見る前に面倒な手続きはしたくない！
だから私は、見るのはお金がかかるけど、登録だけでログインできちゃうmusic.jpで見ています！
コメント